ネットワーク」カテゴリーアーカイブ

NTT西日本フレッツ光を利用停止した状態から、AUひかりを新規契約する(2)

前回の続き。

工事前日

工事の時間帯は事前に連絡を受けていたが、引っ越しのごたごたでメモがどこかに紛れてしまった。
試しにAUひかり開通センターに問い合わせてみたところ、教えてもらえた。
15時~17時ごろKDDIの工事担当者が来るとのこと。

工事当日

10時40分に知らない番号から着信。
工事時間の事前通知だろうか親切だなと思い出てみると、なんと「NTTの工事担当者ですが今から伺います」とのこと。
KDDIより先にNTTの工事が入る場合があることは事前に調べて知っていたが、これまでこのような話は一言もなかったことから(それとも受け取った書類のどこかに書かれていたのか?)、既設で解約済の光回線がある場合はNTTの工事がないのかと思っていた。
とにかく思っていたより4時間以上早い開始にあせってかけつける。

2時間ほどでNTTの作業が終了。
結局宅内の光ファイバーも引き直しとなり、光ファイバーが壁からちょろんと出ていた状態は、いわゆる光コンセントの形になった。
工事の人の話では、AUひかりでも光コンセントの設置まではNTTの仕事、KDDIからの説明通り15時~17時にKDDIの人が来るはずでNTTの作業はその前に終わらせる必要があった、この工事自体は無料、KDDIの人を待たずともこの状態でONUとHGWを接続すれば利用開始できるはず、とのこと。

さっそく自分でONUとHGWを接続してみると、たしかにネット接続が利用できた。
電話機を持ち込んでいなかったので、電話のテストはまだ行っていない。
…こうなると、KDDIの工事はいったい何を行うのか。

17時になったがKDDIの人が現れず、次の予定もあったので急ぐ必要もあり再度AUひかり開通センターに問い合わせると、今回はNTTのみの工事でありKDDIは訪問しない、15時~17時というのはNTTの工事が行く時間、事前説明をした部署が説明不足だった、とのこと。
事前説明じゃなくて前日に同じ電話番号から聞いた話と矛盾しているのですが…
まぁAU光の開通工事に関しては連絡がザルでゴタゴタがあるとは事前に知っていたので、とにかく回線が正しく設置されたのだから満足することにし、これ以上は追及しなかった。

スピードテスト

こんな数値にほとんど意味がないのは知識としては分かっているが、試してみたくなるのが人のサガ。
KDDIの公式で計測してみた。
使用したマシンはCrosshair V Formura + FX8150 + Win7x64Ultimateで、HGWとの間に部屋と部屋を結ぶ長い有線LANと格安品のGbHubが速度低下要素として挟まっている。
無題

けっきょくこれを見ると満足してしまうのであった。

その後の祖業

    • 光電話の動作テスト→VE-GDS01-Tを接続したところ問題なく動作した。

  • スマートバリューの申し込み。これは新住所の身分証明書が要るのだろうか。だとすると住民票を動かした後の作業となる。それまでは割引無しか…→住所変更には身分証明書が必要なかった。ネットから住所変更し翌日店頭でスムーズに申し込みできた。プロバイダーが楽天であることについても何も言われなかった。
  • 価格.com経由で開通した場合のキャッシュバックの受け取り。プロバイダが楽天の場合、最初に登録したプロバイダメールに届くらしい。すなわち、この目的だけのためにプロバイダメールの取得が必要。→メールアドレスを取得した。なお、メール受信の設定はPOP3しか対応していないように書かれているが、IMAPで設定してみたら動作した。

NTT西日本フレッツ光を利用停止した状態から、AUひかりを新規契約する(1)

経緯

引っ越しをすることになった。

固定ネット回線がないと呼吸ができなくなる人間なので、当然引っ越し先にも光インターネットを導入することに決める。
以前からこの予定があったので、iPhone5に機種変更する時にMNPでKDDIにしている。
あとはAUひかりを契約してスマートバリューにすることで我が城は完成の予定である。

余談

引っ越しに際して、利用可能なネット回線がiPhone5のLTEをテザリングしたものしかない状況が発生した。
その時は不便ながらになんとかなってしまったのだけれど、それでも自分に固定回線が必要だと暗示をかけた。

現状

引っ越し先は、以前NTT西日本で光インターネット(ネクストかどうかなど、契約形態は不明)を利用していたとのことだが、後に光を解約してNTTアナログ電話のみを利用している。
光ファイバーのケーブルは残されているようで、ONUを設置していたと思われる部屋の壁からちょろんと出ている。いわゆる光コンセントの形にはなっていない。
今回はすでに設置されている光電話を残し、新規にAU光と光電話を契約する。(1家屋にNTTとAU光の2回線とする)

なお、現住所ではNTT西日本フレッツ光ネクスト(隼にはしなかった)+ひかり電話を使用。

契約

価格.com経由でひかり電話つきで申し込み。プロバイダーは楽天会員ランクを上げたかったので楽天ブロードバンドを選択。
当時のKDDI公式情報ではスマートバリュー対応プロバイダに書かれていないのでちょっと不安だが、楽天側はスマートバリュー対象だと主張している。サポートに電話したが大丈夫とのこと。

申し込み時、現在の電話番号を利用するという選択肢があったので選んでみたが、翌日電話連絡があり、できないとのこと。
知ってたけどちょっと期待して選んでしまったのです。お騒がせしました。

また、月額525円のレンタル無線LANの選択肢もあったが、すでに無線ルーターを持っているので、レンタル契約せずに手持ちを使うことにする。
(仮に持っていなかったとしても、無線ルーターなんて5000円くらいなわけで、1年でペイするわけだから契約しなかっただろう)

工事日も決定した。
残されているNTTの光ファイバーを利用する方針とのこと。多くの地域では、AU光でも物理的な回線はNTTのものを利用しているため。

数日後、プロバイダから郵送でIDなどの書類が届く。さらにしばらくして、ONUとHGWの機器も届く。

補足1-NTTからAUひかりに動く場合の電話番号の扱い

NTTでアナログ契約として発行されている電話番号であればMNPできるが、ひかり電話として新規発行された番号は(050でない番号も)単純には引き継ぎ不可とのこと。

今回のように引っ越しも伴う場合、まずはNTTで現住所の電話回線をアナログ契約に(光は残っていてもいい)→引っ越し先にアナログ回線を新設し電話番号を移転→ここまで終わってからAUひかりを契約しMNPを利用…という流れになるらしい。

引っ越し先でもAU光の光電話のみを利用するつもりで、利用しないアナログ回線をいったん引き込むとか考えられなかったので、電話番号が変わることはあきらめる。仕事では家の固定電話を使わないので変わってもほとんど実害はない。
今の番号は覚えやすくて気に入ってたが、これもあきらめる。

補足2-AU光の同時接続可能台数について

AU光の公式情報をよく読むと、接続可能機器は4台までと書かれている。

デスクトップ4台とノート2台とNASと、、テレビとレコーダーと、iPhoneが2台と、Androidタブレットが2台と、PS3とWiiUとPSPと3DS2台と…同時に利用するかはともかく、4台を軽く超えるわけだが、いまどきこんなの普通でしょ。これで使えないとするともっと話題になっているはず。

調べてみると、これは技術的にローカルIPの払い出しを制限している(としてもルーターを追加すればさらに多くの機器を接続できるはずだが)のではなく、動作保証をする限界であるらしい。
ならば問題ないと判断。

宅内有線LAN工事

ネット契約とは直接関係ないが、引っ越しに伴うリフォームの際、ついでに宅内有線LAN配線も行う。
木造建築だから無線LANでも電波の減衰が少ないと予想されたが、せっかく回線が理論1Gbpsになるので、宅内LANも理論1Gbpsとなる有線が利用可能にしたかった。
NTTの光ファイバーが設置されている部屋にONUやらHGWやらを配置する方針なので、この場所の壁に大量の差込口が設置された。

続く